令和7年狭山市二十歳の集い(2025年1月挙行)西中学校代表による「二十歳の主張」

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更新日:2025年2月5日

令和7年狭山市二十歳の集いにおける、西中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。

西中学校代表「二十歳の主張」

「大人になること」とはどのようなことでしょうか。一般的に言えば、「成人年齢になること」や「社会的、経済的に自立すること」が挙げられます。私たちは成人年齢の引き下げから間も無く18歳で成人となった代です。そうやって成人したことで自分が大人になったと実感したでしょうか?また、この中にはすでに就職し、社会的、経済的に自立している方もいらっしゃるでしょう。そんなあなたは就職した瞬間大人になったと実感しましたか?きっとそんなことはなかったと思います。しかし、私たちはそれぞれ少しずつ大人になってきたと感じて来ている年頃でしょう。では、一体「大人になること」の正体は何でしょうか。それは「子供であることをやめること」だと私は考えます。ここは私の個人的な経験になるのですが、小さい頃、放課後友達と遊ぶ約束をして、それが家の用事などで行けなくなった時、心の底から落ち込んでいました。しかし、今はどうでしょう。忙しさから自分の好きなことを簡単に諦めてはいないでしょうか。この「諦め」こそ大人になった感覚に近いように感じます。私はそれが理想の大人像だとは思えません。私のかっこいいと思う大人たちはいつも少年少女のように好きなことを追い求めています。それでいて自立はしていて、大人のような子供のような不思議な雰囲気を纏っているのです。「大人」になることはもちろん大変です。毎日仕事をこなし、周りに気を遣い、家族を大切にしなければなりません。しかし、さらに難しいのはそれらの「大人」としての振る舞いをしつつ、「子供」としての好奇心や好きなことに対する執着を忘れないことだと思います。私の理想とする大人像はこれらを両立した大人です。ただただ自分の理想像を語るだけになってしまい、お聞き苦しかったかもしれません。しかし、こうして私が自分の考えを皆さんの前で伝えることで、皆さんも自分の信じるものを信じて一本筋の通った大人になるきっかけになればと思います。最後にHi-STANDARDの歌詞を借りて結ぼうと思います。Listen,the sound of secret minds.A tiny voice inside your heart.A precious thing you should believe,this is pure and true.

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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