令和5年度狭山市二十歳の集い(2024年1月挙行)入間川中学校代表による｢二十歳の主張｣

私の人生で誇れることは、人の縁に恵まれているということです。今の自分の性格や考え方は、いつもそばで支えてくれる家族や様々なことを教えてくれた先生、そして、嬉しいときや悲しいときに感情を共有してくれる頼もしい仲間との出会いや別れの中で形成されたと言っても過言ではありません。
20年という決して短くない時間を生きる中で私たちは、楽しいことだけではなく、悔しいことや悲しいこと、失敗や反省もそれぞれに沢山経験しました。時に落ち込み立ち止まりながらも、それらを乗り越え今日まで生きてこられたのは、決して自分だけの力ではありません。周りの存在に助けられ、自信をもらったからです。背中を押してもらえたからこそ、夢や目標、興味を持ったことにも覚悟をもって挑戦することができました。
困難からの再起や挑戦を繰り返す中で私たちは確実に成長してきましたが、その近くには支えてくれる誰かの存在がありました。これはとても恵まれたことです。その幸運に気づくことができたのは、最近のことでした。きっと他にも、見えていないだけで幸せなことはたくさんあるのでしょう。恥ずかしながら今の私は、目の前のことで精いっぱいで、まだまだ子供だと痛感することばかりです。年齢に恥じない生き方をするためにも、まずは日々の幸せに気づき、それらへの感謝を忘れない人でありたいです。そして、今後も人とのつながりを大切にしながら、充実した人生を送れるよう努力を続けたいと思います。