令和5年度狭山市二十歳の集いにおける、山王中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。
山王中学校代表「二十歳の主張」
世の中には様々な人間がいます。生きていくことにおいて、人とのつながりは必要不可欠であり、私もこの20年間、家族をはじめとする多くの人たちに助けられて生きてきました。
しかし、人と関わるということは、必ずしも良いことばかりではなく、誰しも一度は辛い思いをしたり、悩みを抱えたりしたことがあると思います。私は過去に、相手の気持ちを考えようとせずに、自分本位な言動によって人を傷つけたことがあります。私はこのことを一生後悔するでしょう。人の気持ちや考えていることは、その本人にしか分からず、完璧に理解することはきっと不可能だと、私は思います。しかし、だからこそ理解しようと努力することが大切だと、私はこの経験から学びました。人を理解しようとする過程で、辛い思いをすることもあると思いますが、その重荷を背負うことのできる大人に、私はなりたいです。
私たちが生きている社会はとても厳しく、それでいて人間の心は繊細です。これから先も楽しいことよりも、辛いことの方が多く待っていると思います。だからこそ、人と人とが手を取り合い、助け合って生きていくことが必要なのではないでしょうか。
これから先の人生、まだまだ学ぶことは多いと思いますが、人の心に寄り添うことのできるような、そして人の幸せを心から願うことのできる人間を目指して、生きていこうと思います。
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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