令和7年狭山市二十歳の集いにおける、狭山台中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。
狭山台中学校代表「二十歳の主張」
皆さん、これまでの人生を振り返ったとき、自分自身に嫌気がさしたり、どうしてもマイナスな感情を抱いたりしたことがあるかと思います。
私は現在、大学で心理学を学んでおり、その中で「マインドフルネス」という考え方がこれからの人生で大切だと感じました。この考え方について、二十歳を迎えた皆さんにもお伝えしたいと思います。
マインドフルネスとは、過去や未来ではなく「今この瞬間」に意識を向け、自分の心や体、そして周りの状況に集中して、ありのままを受け入れることです。
現代では、MBTI診断や容姿に関する診断が若者の間で流行しています。これらの診断は自己理解を深めるきっかけになり得ますが、それらの指標に囚われることで、自分らしさを見失ってしまう危険もあります。
私も、これまでの人生を振り返ると他人と比べたり、理想に縛られたりしてしまう自分がいたことに気づきました。そして、自己理解や自己受容の大切さを学び、完璧でなくても「今の自分」に価値を見出すことができれば、心の安らぎが得られることを知りました。
これからの人生には、きっと多くの素晴らしい瞬間が待っているはずです。過去や未来について考えることももちろん大切ですが、もっとも重要なのは「今の自分」を見つめ、自分らしさや素直な気持ちを忘れないことだと私は思います。
二十歳という節目を迎えた今日という日を機に、自分らしく、素直な気持ちで「今この瞬間」を大切にしながらこれからの人生を歩んでいきます。
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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