令和4年度狭山市二十歳の集い(2023年1月挙行)柏原中学校代表による「二十歳の主張」

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更新日:2023年1月18日

令和4年度狭山市二十歳の集いにおける、柏原中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。

柏原中学校代表「二十歳の主張」

私は現在、保育士を目指して大学で勉強しています。保育関連の勉強をしている中で「ラチとらいおん」という絵本に出会いました。
主人公のラチは、犬を見ると逃げ出し、1人だと暗い部屋に入ることができないような怖がりな子どもでした。しかしある日、そんなラチの前に小さくて強いライオンがやってきて、ライオンと一緒に過ごすことでラチは少しずつ強くなっていきます。
思い返すと私自身も、自分のことを好きになれたり、難しいことに挑戦したり、目標に向かって努力しようと思えたりする時はいつも家族や友人の存在がありました。ラチにとってライオンがいたように、私の周りにも心の支えとなるようなライオンがいたのだとこの絵本を読み感じました。
絵本の続きですが、ライオンは最後にこう言います。
「きみは、らいおんとおなじくらいつよくなったね。もう、ぼくがいなくてもだいじょうぶだよ。」
これを伝えられた主人公のラチはどのような気持ちだったのでしょうか。すごく嬉しかった反面、寂しかったとも思いますが、ライオンに対しての感謝の気持ちは相当なものだったと思います。
不安なことに向き合うとき、嬉しいことがあったとき、話を聞き、心の支えとなってくれる存在があることで救われることは多くあるのではないかと思います。これからの多様化が尊重される社会の中、様々なバックグラウンドを持つ方と関わっていくことになりますが、今まで私が助けてもらったように、感謝の気持ちを大事にし、困っている人がいたら手を伸ばし、お互いに支え合い、認め合い、誰かにとってのライオンのような存在になりたいです。

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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