令和7年狭山市二十歳の集いにおける、柏原中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。
柏原中学校代表「二十歳の主張」
私は今回おとなとは何かを改めて考えてみました。
高校生で成人し、自己決定の幅とともに責任も着いてくるようになりました。気がつくと自分の失敗を守ってくれる制度さえ無くなっていましたが、周りが大きく変わることも無く、自覚の薄いままここまで来てしまいました。加えて今回の20歳の集いは大人としての自覚や意識の高揚が目的とされています。では大人とはなんなのでしょうか。私自身、成人で何かが変わった認識も20歳で大人になれた感覚もありません。こういった心境に危機感を覚えたこともありますが、一方で大学生活とはその準備期間なのではないかという考えもあります。大学生は自分で情報を選択し責任を負いますが、被害を被るのは自分だけですみます。大人の練習をするなら今がチャンスではないでしょうか。
私は、挑戦することを怖がらず人生の経験値を貯めていくことのできる大人が理想です。そのためには、大学在学中に挑戦することへのハードルを下げる必要があると考えています。中学まではキャンプやホームステイなどに積極的に参加していましたが、高校で挑戦したくてもできない状況を体験しました。高校2年生で参加した、海外研修のあるプログラムも国内での勉強だけでおわってしまいました。だからこそ大学生である今のうちに自分の理想像に近づける努力をすべきだと考えています。
自分がどんな大人になりたいのか。そのために今しておくべきことは何なのか。今日の日を良い機会として、皆さんもぜひ大人になるとはどういうことか考えてみてください。
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生涯学習部 社会教育課
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電話:04-2946-8594
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