令和5年度狭山市二十歳の集いにおける、入間野中学校代表による「二十歳の主張」を掲載しています。
入間野中学校代表「二十歳の主張」
私は今回このように多くの方の前で話をする機会を頂き、何について話すかとても迷いました。それは、私が話す内容や言葉によって、誰かを傷つけてしまうことがあるかもしれないと思ったからです。私は言葉というものはとても難しいものだと感じます。よって今回、「言葉」について、少しお話しさせていただこうと思います。
私たちの世代はInstagram・現X・TikTokなどのSNSが普及してきた世代だったこともあり、国語や道徳だけでなく、学校でのSNSの使い方講座など「言葉」というものについて考える機会がとても多かったと感じています。
これから大人として生活していく中で、大きく環境が変わるタイミングが何度もあるでしょう。その時に、言葉の力というものは良くも悪くも大きいものです。初めて会った人と話が弾んで親しくなることがあれば、反対に何気ない一言のせいで相手からの信用を失ってしまうこともあるかもしれません。自分と自分以外の人では、これまでしてきた経験も価値観も思考も違う以上、自分の思ったまま完璧に相手に伝わることはほぼ不可能だと思います。しかしだからこそ、自分の言葉ができるだけそのまま相手に伝わるために、どの言葉が一番自分の感覚を正確に表してくれる言葉なのか、言葉についてよく考えることが必要だと思います。そしてきっと、この試行錯誤こそが言葉の面白さ、魅力なのでしょう。私はこれからも、言葉を大切にして、自分の言葉についてよく考えて使うようにしていこうと思います。
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生涯学習部 社会教育課
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2946-8594
FAX:04-2954-8671
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