2016ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第4節）

2016プレナスなでしこリーグ（2部）ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

スコア／4-0

序盤から攻勢にでるのはエルフェン。立て続けにコーナキック、フリーキックのチャンスを掴む。得点には結びつかないものの、先取点を奪うべく繰り返していきたいところ。迎えた15分、早速結果がでる。左からの展開、奈良選手からスペースに流れた相沢選手へ。そこから絶妙なクロスはキーパーとディフェンダーの間、そこに飛び込んだのは荒川選手、うまくキーパーの頭上を超えるシュートは先制ゴール！自身今シーズン待望の初ゴール。幸先よくエルフェンが先手。

このままリズムに乗りたいところであったが、日体大が盛り返してくる。前節までにすでに3ゴールをあげている、エースストライカー植村選手がエルフェンゴールに襲いかかる。度重なる攻撃、それでも両センターバックを中心にゴールを割らせない。この試合、いかに植村選手を封じ込めるかも鍵となる。そんな中、中盤からのロングフィードに裏をとられてしまう。決定的と思ったシュートは枠を外れる。あぶない場面。それでもなんとか持ちこたえ、1点リードして後半へ。

後半、両チームとも選手交代はなし。次の点がどちらに入るかが大きく試合を左右する。すると開始直後、自陣からのフリーキックを松岡選手が中央へ放り込む。相手ディフェンダーが対応と思ったが、クリアミス、そこを逃さなかった相沢選手の右足。ゴール、エルフェン早くも追加点。これぞフォワード、相手の隙を見逃さず確実にモノに。1得点で満足せず、相沢選手は貪欲にゴールを目指す。伊藤選手からのスルーパスに反応、惜しくも左にそれるが、気持ちが出ている。この前への推進力がエルフェンに勢いをもたらす。今度は右サイド、薊選手のオーバーラップからのセンターリング、あわせたのは吉谷選手。惜しくもゴールにはならないが、ピッチを広く使った攻撃、吉谷選手の運動量も攻守に素晴らしい。

点が欲しい日体大は、攻撃的な選手を2人交代し活性化を図る。植村選手が常に裏を狙っている、スピードもあるので、連携して対応したい。一瞬の判断ミスが大きなピンチを招いてしまう。判断は早く、シンプルに。相手の時間帯、それでも守護神船田選手がゴールに鍵をかける。パンチングに、セービングに奮闘する。流れが良くなくても、粘り強い守りで、自分たちのリズムにもっていきたい。相手の攻撃が続くが、高橋優子選手と松岡選手が体を張る。最終ラインとキーパーの連携がはまっている。おされていても、最後のラインを割らせなければ良いのだ。

この粘り強い守りが再びエルフェンに流れを呼び込む。相手が3枚目の交代枠を使った直後、伊藤選手から縦にパスが入ると、相沢選手から最後は荒川選手がこの日2点目のゴール。ツートップが躍動！点差が開いたことで、より積極的に前へ出る。高野選手が中野選手が攻撃に絡む。薊選手もスピードを生かし攻撃参加。攻撃の手を緩めない。そして仕上げは途中出場の高橋彩織選手。スルーパスに反応し、ディフェンスと競りながらも冷静にゴール。開幕以来のゴールで差は4点に。そして試合もそのまま終了。

快勝。欲をいえばもっと点が取れる場面はあったし、守備に負われる時間もなんとか守りきったが、早め早めのチェックが必要である。でも0に抑えたこと、そして取るべき人がゴールを決めたこと、伊藤選手の存在感も大きく、快勝。4ゴールを勢いに、あとはミスを極力減らし、自分たちのサッカーをすることが大事。

GK.1.船田／DF.3.松岡／DF.7.薊／DF.29.高橋（優）／MF.9.中野／MF.10.伊藤（Cap.）／MF.11.奈良／MF.13.吉谷／MF.17.高野／FW.14.相沢／FW.19.荒川
※ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

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