2018なでしこリーグ2部ちふれASエルフェン埼玉試合情報(第1節)

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更新日:2018年3月26日

2018プレナスなでしこリーグ2部ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

2018プレナスなでしこリーグ2部試合結果

H/A 開催日 対戦チーム 試合開始時間 試合会場 試合結果

得点者
【エルフェン】

HOME

1 3月21日(水曜日・祝) バニーズ京都SC

13時

川越運動公園陸上競技場

0-1
(負)

なし

雪の中の船出。新生エルフェンがベールをぬぐ!

スコア/0-1
3月21日の開幕戦はまさかの雪。試合開始前から降り続く雪でピッチも白くなる。ときに視界が悪く、気温は上がらず極寒のなかキックオフを迎える。
今シーズン2部での挑戦が始まるエルフェンは、菅澤監督、山郷ヘッドコーチ兼ゴールキーパーコーチの新体制でのぞむ。
開幕スタメンの座をつかんだ11人も、1年前とは約半数が変わっている。
スタートのシステムはスリーバックに中盤はダイアモンドの布陣。新しいエルフェンスタイル。
ゴールキーパーは浅野選手。3人のレベルの高いエルフェンゴールキーパー陣の中で開幕スタメンに名を連ねる。スリーバックは右から橋沼選手、吉谷選手、松岡選手。中でもコンバートにより大抜擢となる吉谷選手が鍵を握る。ディフェンス経験豊富な二人が左右でバランスをとる。中盤は右にルーキー田嶋選手が入り、アンカーにキャプテン伊藤選手。左に鈴木選手、トップ下には高野選手。真ん中に伊藤選手がいることで安定感がぐっと増す。田嶋選手は非常に楽しみである。鈴木選手、高野選手は流動的に対応か。アタッカー陣、スリートップは右から薊選手、荒川選手、中野選手が並ぶ。薊選手の攻撃力はいうまでもなく、これまた守備的なポジションからコンバートとなる中野選手がどれだけ前に推進できるかも期待したい。中央に荒川選手が入ることで、縦へのパス、ポストプレーが攻撃のアクセントとなり、背負いながらの華麗なターンも復活か。
いずれにせよ、顔ぶれだけでなくシステムも変わって挑むわけであるが、どこまで連携が図られているか。
いよいよ始まる。雪が降りしきる中、キックオフ。

水たまりができるほどの劣悪なグラウンドコンディション。

開始から攻勢にでるのはチャレンジリーグから昇格したバニーズ。一気にエルフェンゴール前まで運ぶ。エルフェンも冷静に跳ね返すもなかなか前に運べない。水分を多量に含むボールにキックの距離がでず、グラウンダーのパスは水たまりにはまると止まる。ドリブルもしにくいピッチ。もちろん相手も条件は同じ。いかに工夫して、このピッチ、この天候に順応するか。今年のエルフェンのパスサッカーが鳴りを潜める。そのなかでも高野選手が少し浮かしてから蹴るなどなんとか前に運ぶことを試みる。なかなか自陣からボールを出すことができない。セカンドボールも拾えず大苦戦。ゴールキックもミスキックの可能性も高まり、いつも以上にケアが必要。ベンチから菅澤新監督の細かい指示が飛ぶ。ポジションの修正を図る。押し込まれる展開が続くと、すぐさまシステムを変更する。いわゆる「4-4-2」の布陣で田嶋選手をボランチにスライドさせ薊選手を右サイドバックに。ゲームのなかでも臨機応変にシステムや選手のポジションを変えていく。

流れを変えられるか。守護神のビッグセーブ。

依然攻撃になかなかシフトできないエルフェンは迎えた18分、ピンチを迎える。ゴール前でキーパーと1対1の状況を作られる。相手のシュートは浅野選手がとっさに左足を伸ばし防ぐ。素晴らしい反応!このビッグセーブにベンチもスタンドも沸く。ディフェンスの良い流れから攻撃に繋げていきたい。コーナーキックを跳ね返すと、右サイド薊選手が高い位置でボールを運ぶ。そこから荒川選手がシュートも、ミートせずゴロだと水たまりにはまってしまう。それでも今シーズンエルフェンのファーストシュートはやはり荒川選手。このピッチでは何が起こるかわからない。普段だとタッチをわるボールも止まる可能性がある。相手もコントロールミスする可能性もある。もちろんお互いにいえることであるが、自分で決めつけず、プレーを止めないことが大事である。バニーズはロングボールを多用してくる。エルフェンも裏を狙う。ゴールキーパーとの間に送られたボール。この日何度も見られる水たまりでボールが止まる場面、ここでも止まれば非常に面白いボールでチャンスとなるが、逆にスリップしてボールが伸び届かない。止まってほしい時は叶わずなんとも不運な展開ではある。流れが悪い。ここで菅澤監督が決断する。前半から選手交代。ルーキー田嶋選手に替え2年目の西澤選手をピッチに。戦術的な理由であろうが決断が早い。前半終了間際、エルフェンゴール前、ニアで合わされるもスライディングシュートは枠外に。両チーム無得点であるが、バニーズ優勢で前半を終える。

痛い失点。開幕戦は追いかける展開に。

雪は止みつつあるがピッチコンディションは変わらない。流れも変わらない。前から積極的にプレスをかけるバニーズ。エルフェンゴールに押し込む。そこから得たコーナーキックのチャンス。キッカーはキャプテン酒井選手。中央に放り込まれると跳ね返すエルフェン。しかし不十分でありそのこぼれ球に一番に反応したのが山本選手。おもいきり右足を振りぬくと、選手がひしめくゴール前をきれいに抜け、ポストを叩きながらもゴールはネットに吸い込まれる。先制はバニーズ。セットプレーからやられてしまう。ピッチコンディションが悪い時はセットプレーはチャンスになる。クリアしきれずの失点、追いかける展開に。エルフェンは2枚目のカードで高橋彩織選手をピッチに。今シーズン背番号11を背負うことからも否応なしに得点への期待が高まる。高野選手、鈴木選手がテクニックでボールをなんとか前へ運ぶ。得点を獲るしかないエルフェン、62分この試合初めてコーナーキックを得る。キッカーは伊藤選手。ボールはニアサイドに、走りこむ荒川選手が潰れながらそらすもクリアされてしまう。それでもこの二人のベテランのセットプレーは迫力がある。継続していきたい。

残り25分あまり、追いつき、勝ち越せるか。

バニーズは谷口木乃実選手をピッチに。今シーズンコノミヤから移籍、高さにスピードもある選手、追加点を獲りに来る。押し込まれる場面も薊選手がしっかり対応。強さと巧さをみせる。攻撃に繋げていきたい。荒川選手のポストプレー、うまく収まるもそのあとが繋がらない。裏へ抜け出す選手も少なく、なかなかボールを運べない。セカンドも拾われる。攻撃の形が作れない時間が続く。バニーズは二枚目も攻撃的な花崎選手を送り込む。守り切るのではなく仕掛けに来る。薊選手が攻守に奮闘。ボール奪取から攻撃に切り替え。荒川選手のポストプレーからのターンは惜しくもハンド。このコンディションに細かいズレが生じる。それでもエルフェンは諦めない。自陣でボールを奪うと伊藤選手や高野選手、高橋彩織選手が細かいタッチ、ダイレクトで繋いでいく。これが今年のエルフェンのパスサッカー。相手を翻弄するもフィニッシュまではいけない。それでも大きな期待ができるパス交換。技術、そして連携・呼吸が合わないとできないプレー。もっともっと精度を増して欲しい。バニーズゴール前、裏を狙うもまたしてもボールが伸びる。ちょっとの差である。時間がない。バニーズはタッチライン沿いでボールキープに出る。タッチを割る、スローインからキープの繰り返し。ボールが運べない。アディショナルタイムは2分。ベンチからは「絶対ワンチャンス来る!」と檄が飛ぶ。しかし無情にも試合終了のホイッスル。
天候やピッチコンディションがあったにせよ、この開幕戦に良いサッカーをしたバニーズ、自分たちのサッカーが出来なかったエルフェン。この差が結果に出てしまった。
それでもこの寒い中最後まで走り、押し倒され泥だらけになってもボールに食らいつく選手たちに、雪の中でもスタンドに詰め寄せたファン・サポーターからは拍手が送られる。何かが終わったわけではなく、始まったばかり。気持ちは次へ。

【スターティングイレブン】

GK.21.浅野/DF.4.橋沼/DF.13.吉谷/DF.3.松岡/MF.6.田嶋/MF.18.伊藤(Cap.)/MF.8.鈴木/FW.10.高野/FW.7.薊/FW.26.荒川/FW.9.中野
ポジション:GK(ゴールキーパー)、DF(ディフェンダー)、MF(ミッドフィールダー)、FW(フォワード)
※Cap.(ゲームキャプテン)
◇選手交代
37分西澤in(田嶋out)
55分高橋(彩)in(中野out)

なでしこリーグ2部次戦

黒星スタートとなったエルフェンの第2節は、アウェーでスフィーダ世田谷FCとの対戦です。非常に重要な一戦。このまま悪い流れを引きずるのか、短期間で切り替えて、自分たちのサッカーで流れを作るのか。相手のスフィーダとは2016シーズン、4戦4勝している。複数ゴールを挙げ相性の良い薊選手、高橋彩織選手、伊藤選手に期待。もちろん、チーム・選手が変わっているため参考にならないかもしれませんが、良いイメージをもって、自信をもって臨んで欲しいものです。中3日の強硬日程であるとともに、相手のスフィーダは開幕戦が降雪により中止ということで、万全な状態なはずです。それでも、強いチームはどんな条件でも勝つのです。強いエルフェンが見たい、今年のエルフェンスタイル・特に攻撃面でみたいものです。ホーム開幕戦で無得点での敗戦は非常に厳しい船出ですが、ここから上に這い上がっていくのみです。必ず勝点3、取りに行きましょう。
「GO!!ELFEN」
スタジアムをエルフェンブルーで埋め尽くし、熱い声援で勝利のため後押ししましょう。
多くの皆さまの応援、よろしくお願いします。
ぜひスタジアムへ!

順位表※暫定

順位 チーム名 勝点 試合数 得点 失点 得失点
1 愛媛FCレディース 3 1 1 0 0 3 0 +3
1 ASハリマアルビオン 3 1 1 0 0 3 0 +3
7 ちふれASエルフェン埼玉 0 1 0 0 1 0 1 -1
9 オルカ鴨川FC 0 1 0 0 1 0 3 -3
9 岡山湯郷Belle 0 1 0 0 1 0 3 -3

ちふれASエルフェン埼玉公式WEBサイト

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このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 スポーツ振興課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8738

FAX:04-2954-8671

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