2017なでしこリーグカップ1部ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第2節）

2017プレナスなでしこリーグカップ1部ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

【大会形式】
10チームを2つのグループに分け、5チームの2回戦総当たり「予選リーグ」を行う。
（予選リーグのグループ分けは、2016プレナスなでしこリーグ1部の順位により、奇数順位のチームをAグループ、偶数順位のチームをBグループとする）
予選リーグの各グループ上位の2チームで決勝トーナメント（準決勝及び決勝）を行う。

スコア0-2
リーグ戦を中断し、カップ戦が再開。第2節はホームで強豪INAC神戸レオネッサを迎えての一戦。リーグ戦では先制しながらも追いつかれ、アディショナルタイムに失点し惜敗しているだけに、最後まで集中しぜひとも勝利を収めたい。カップ戦はもちろんタイトルを目指すが、戦術や選手を試し、チーム力を底上げするために、いろいろチャレンジしたい。右サイドバックに起用の中村選手が攻撃の起点になれるか。気温が上昇するなか、キックオフ。

INACの右サイドバックにはキャプテンでストライカーのイメージが強い高瀬選手。奈良選手とのマッチアップが見物。各ポジションでタレント揃いのINAC相手に、どこまで組織として連動し封じ込められるか。エルフェンとしては攻撃面も守備面も、おもいきってどんどんチャレンジしてもらいたい。前半は積極的に前からしかけるも、フィニッシュまでもっていけない。ミドルシュートを狙いたいが、INACの素早いチェックに思うように抜け出せない。それでもエルフェンディフェンス陣は集中しており、INACアタッカー陣にも思うように仕事をさせない。激しいボールの奪い合いはあっても、ゲーム自体は静かな展開。

開始20分、ゲームが動く。INACは左サイドより展開。オーバーラップした鮫島選手から中央へ。京川選手が競ると最後はゴール前に上がっていた伊藤選手の左足でINACが先制。まだまだ時間はあるので切り替えていきたいところ。追加点を与えないよう、しっかりとした守備からカウンターを有効的にしかけたい。ボールは動くが、決定機までいけず、あっという間の45分、前半終了、後半へ。

後半はベンチワークも鍵となるが、まずは早い時間に追いつき、流れを引き寄せたいところ。しかし、後半、攻撃へのギアを入れ替え前に出てくるのはINAC。ボランチも積極的に攻撃参加。対するエルフェンも右サイド中村選手が素早い出だしからのインターセプトでスピードをいかしたドリブルでチャンスメイク。得点には結びつかなくても、前への推進力は魅力。INACは大野選手に続き杉田選手をピッチに。怒涛の攻撃が続くINAC。フリーキックのチャンスは守護神高橋麻美選手がファインセーブで切り抜ける。続けざまディフェンスとキーパの間に絶妙なボールを送り込むもこれはオフサイド。我慢の時間帯。

72分、エルフェンは西澤選手をピッチに送るも、相手コーナーキックからクリア不十分でチェ選手に頭で押し込まれ失点。なんとか得点が欲しいエルフェンは前線を活性化するため、杉原選手、西山選手をピッチに。なんとか打開してほしい。ボランチ高野選手も前線から激しいプレス。苦しい時間帯でも気持ちが足を動かし続ける。時計は90分、残るはアディショナルタイムの3分あまり。カウンター発動。中村選手が一気に駆け上がる。この時間帯でも素晴らしいスプリント。そこからパスを受けた西山選手がシュートもキーパーがセーブ。最後の最後まで走り続けるもゴールは遠く試合終了。追いかける苦しい展開。それでも、ゴールへの気持ちは最後まで。どんな展開であろうとそこだけは絶対になくしてはいけないところ。エルフェンは全員が最後まで走り続ける。

【スターティングイレブン】
GK.20.高橋（麻）／DF.19.中村／DF.3.松岡／DF.5.松久保／DF.11.奈良／MF.9.中野（Cap.）／MF.10.高野／MF.7.薊／MF.15.高橋（彩）／MF.13.吉谷／MF.8.鈴木
ポジション:GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

順位表（第2節終了時点）

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