2016ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第6節）

2016プレナスなでしこリーグ（2部）ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

スコア／1-1

静かな立ち上がり、両チームともバランスをとり、前を伺う。それでもマッチアップごと、ポジショニングや球際は激しくなる。この試合も松岡選手、松久保選手の両センターバックが最終ラインで体を張る。的確なカバーリングがあるからこその勝負ができる。攻撃面では、ツートップが常に相手ゴールを狙うが、この試合はシュートまでいけない。両チームとも突破口が見つからない、逆を言えば組織的に守れている。無駄なファールも少なく、あっという間の45分、前半終了。

今日の展開は最後までは続かない、必ずどこかでテンポが変わりスピードが上がるゲームになる。より攻撃的に、それでいて守備のバランスを崩さないこと。しかし先制はセレッソ。53分、キャプテン西田選手を起点にボールをつなぐと、最後は中央に走り込んだ野島選手がシュート。与えてはいけない先制点。しかし時間はまだある。冷静に、まずは追いつくこと。

薊選手も積極的に攻撃参加。ツートップもとにかくゴールを目指す。失点後の守備の対応は悪くない、なんとかリズムを変えたい。ここで高橋彩織選手を投入。相手もベンチが慌ただしくなる。迎えた74分、自陣からのフリーキック、松岡選手が蹴り込むと相手が跳ね返す。それを拾ったのは奈良選手。小刻みなボールタッチから、左足をふりぬく、ゴール！奈良選手の今シーズン初ゴールで同点に追いつく。

一気にたたみかけたいところ。ここ数試合スーパーサブ的な役割を担っている鈴木選手が独特のドリブルからチャンスメイク。消耗する時間帯に効果的である。それでもゴールまであと一歩。同点では終われない、とにかくゴールを。時間がない、シュートはうてている、あとは決定力。最後まで諦めない。前節と同じ展開、再現なるか。

しかし、あと一歩、攻め続けるも、無情のホイッスル。開幕以来の引き分け。先制点を与えてしまうことで少なからず焦りがでてしまう。攻撃の姿勢はみせるも、フィニッシュの精度をあげなくてはならない。アウェーでの勝点1、しかし、勝点2を失ったことを受け止め、次こそ勝点3を。

GK.1.船田／DF.3.松岡／DF.5.松久保／DF.7.薊／DF.11.奈良／MF.9.中野／MF.10.伊藤（Cap.）／FW.13.吉谷／MF.17.高野／FW.14.相沢／FW.19.荒川
※ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

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