2017なでしこリーグ1部ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第17節）

2017プレナスなでしこリーグ1部ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

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リーグは残り2試合。2連勝でのぞむ一戦は、第17節、アゥエーでINAC神戸レオネッサとの一戦。リーグ2位の神戸相手にどこまで戦えるか。個の力、組織力、ピッチをワイドに使うスタイル。システムを5バック気味にし、開始から先手を取られないよう集中していきたい。スタンドには4,000人を超えるサポーターが。ホームの大声援を背に、スタートから前に出てくることが予想される。大事に入りたい、キックオフ。

神戸はポジションごとにタレントが揃っている。特に高瀬選手、鮫島選手の両サイドバックの攻撃参加に注意したい。開始から攻勢に出る神戸。3分、仲田選手から左の鮫島選手へ。そこから低いアーリークロスが中央に入ると、走りこんだのは中島選手。綺麗に頭であわされ先取点を許す。ボールを繋がれサイドも中央も体を寄せきれず失点。この試合はどこまで0対0の展開でいけるかが一つの鍵、失点したことで、取り返すしかない。

神戸は守備でも前線からプレスをかけてくる。ディフェンスラインのボールまわしやキーパーへのバックパスは注意をしたい。ボールを前へいかに運べるか。攻撃面では、相手の裏を狙う。センターバックのニニ選手から一本のパスで裏を狙うもあわず。それでも、どんどんしかけていきたい。14分、中央下がりめ、三宅選手から右サイド駆け上がった高瀬選手を見逃さず絶妙なパス。頭で前へ落すと体でブロックしながら持ち込み、角度があまりないところからのシュート。これがネットを揺らし追加点。出し手と受け手がはまり、そしてサイドバックに入ってもストライカー、高瀬選手の強さと巧さで失点。

開始15分までに2失点。ゲームプランは崩れ、劣勢に立たされるも下を向くわけにはいかない。攻撃にでるしかない。右サイドから崩しにかかる。布山選手から薊選手におとし、そこからリターン。前後の関係でオープンスペースに抜け出す。そこから持ち込みクロスもディフェンスに阻まれる。得点には結びつかなくても良い展開。中央にも二人走っていた。人が多く連動しこのような形を今後も作りたい。気落ちはしていない。中盤、相手のボールを西澤選手がカットすると、そこから前線の鈴木選手へ。持ち込み遠目から左足のシュートはキーパーに。シュートで終わるとリズムがでてくる。神戸の得点力は怖いが、いまのように出だし良く攻撃的な守備もしていきたい。これ以上の失点は許されない。ディフェンス陣を中心に必死に守る。身体を張って跳ね返す。苦しい時間帯も耐え、2点ビハインドで後半へ。

後半開始から神戸は岩渕選手をピッチに。ベンチに名を連ねるメンバーも代表クラス、層が厚い。エルフェンも誰が出ても準備はできている。ベンチワークも鍵。1点ずつの積み重ねであるが、まずは追いつかないと勝点を奪えない。点を獲るしかないエルフェンは前がかりで出る。攻撃の組み立てはできるもフィニッシュまでもっていけない。中盤があいてくるのはケアしたい。63分、中村選手とジャッキー選手をピッチに送り出す。二枚同時替えで仕掛ける。フレッシュな選手で流れを変えてもらいたい。

しかしなかなか流れを引き寄せられない。迎えた70分、エルフェン自陣からのパスミスでボールを奪われると、岩渕選手から中島選手へ。そこから左足を豪快に振りぬくとボールはゴール左隅を捉える。浅野選手も懸命に腕を伸ばすも届かず痛い失点。重くのしかかる追加点。それでも気持ちを強く持ってハードワークするエルフェン。誰一人諦めていない。80分、松久保選手で交代枠を使い切る。残り時間懸命に走る。相手のシュートをなんとか防ぎ、カウンターで攻撃を狙うもシュートまでいけないもどかしい展開。1点が遠い。そして試合終了のホイッスル。5試合ぶりの無得点。

GK.21.浅野／DF.16.布山／DF.3.松岡／DF.28.ニノシュカ・ラブサット・スミス／DF.7.奈良／MF.7.薊／MF.10.高野／MF.9.中野（Cap.）／MF.23.西澤／MF.15.高橋（彩）／FW.8.鈴木
ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

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