2017なでしこリーグカップ1部ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第1節）

2017プレナスなでしこリーグカップ1部ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

【大会形式】
10チームを2つのグループに分け、5チームの2回戦総当たり「予選リーグ」を行う。
（予選リーグのグループ分けは、2016プレナスなでしこリーグ1部の順位により、奇数順位のチームをAグループ、偶数順位のチームをBグループとする）
予選リーグの各グループ上位の2チームで決勝トーナメント（準決勝及び決勝）を行う。

スコア1-2
2017プレナスなでしこリーグも第2節まで終了。ここで一度リーグを中断し、カップ戦がスタート。Bグループのエルフェンは、初戦で浦和と対戦。つまり、今シーズン初めての「埼玉ダービー」、敵地駒場に乗り込んでの、負けられない一戦。
リーグと違い5名まで交代枠があることで、総力戦必至。全員サッカーで勝利を！キックオフ。

ゴールキーパーには新加入の高橋麻美選手、右サイドバックにはケガから復帰の布山選手、センターバックにはリーグ2戦とも途中出場の松久保選手、そしてこれまでボランチ起用が多かった佐藤選手をトップ下に。4選手が今シーズン初スタメン、それぞれの良さを出し、個としても組織としても活躍に期待。奈良選手、竹ノ谷選手、高橋彩織選手はポジションを変更しての起用。チームとしての幅という面では、実践を通しての成長も期待。

花散らしの雨、滑りやすいピッチでは、ボールスピードが速くなり、また滑りやすくなる状況で求められるのはボールコントロール。そして、マークのずれから不要なファール、特にペナルティーエリア付近でのファウルには注意が必要。エルフェンは攻守ともに集中している。前からの攻撃的な守備は機能しているが、攻撃の形が作れない。シュートまでいけない時間帯が続く。相手フォワードの菅澤選手へは細心の注意が必要。高さ強さうまさ、世界を知る点取り屋だけに、体を寄せて自由にさせない。一進一退の試合はあっという間に45分が経過、スコアレスで前半終了。

後半開始から浦和が2選手を交代。対するエルフェンは変更なくスタートするも、攻撃のリズムがつかめないとみるや、活性化をはかるため、57分に中村選手と吉谷選手を同時にピッチへ。二人ともスピードがあるだけに、突破に期待。その9分後、ゲームが動く、中央の水谷選手から右に展開し遠藤選手へ。そこからゴール前にクロスが上がると、飛び出す高橋麻美選手。しかし抑えることができず、こぼれたボールにいち早く反応したのは菅澤選手。泥臭くスライディングシュートで浦和が先制。ルーズボールへの反応は、ストライカーの嗅覚か、エルフェンは崩されたわけではないのですぐに切り替えることが必要。

まだ時間はある。公式戦3ゲーム目で初めて先制を許すも、落ち着いていきたいところ。勢いそのままに浦和が攻勢に出るも、追加点は許さない。守備に追われてもマイボールになれば、ダブルボランチも攻撃参加。浦和ゴールに迫る。73分には土井選手をピッチへ。今シーズン初登場、強烈なシュートで浦和ゴールを破ってほしい。時間が過ぎていく中で、勝負を左右する次の1点はどちらが奪うのか。80分、浦和のコーナーキック。高さ対策が課題でもあるが、水谷選手からのボールはニアへ。そこにいち早く走りこんだのは長船選手。うまく頭で合わせゴール。エルフェンにとっては痛い失点。

2点ビハインドでも最後まで諦めず走り続ける。85分、4・5枚目の交代カードをきる。杉原選手と、新加入下部組織マリあがりの西澤選手を投入。短い時間でも自分の強みをみせてもらいたい。試合はアディショナルタイム。左サイドから切り崩す。奈良選手から薊選手へ。再び奈良選手へリターンが入ると持ち込み中央へ。クロスはキーパーがはじきボールはクロスバーに当たり跳ね返ったところにつめたのは中村ゆしか選手。頭で押し込みゴール。1点を返す。終盤のこの時間でも、両副キャプテンが左サイドから崩す良い展開。中村選手もよくつめていた。しかし追い上げむなしく試合終了の笛。公式戦3戦連続で1点差の敗戦。1部での厳しい戦いを目の当たりにするが、なにより結果、勝点奪取へ切り替えたい。

【スターティングイレブン】
GK.20.高橋（麻）／DF.16.布山／DF.2.岸／DF.5.松久保／DF.11.奈良／MF.9.中野（Cap.）／MF.10.高野／MF.7.薊／MF.14.佐藤／MF.24.竹ノ谷／MF.15.高橋（彩）
ポジション:GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

ちふれASエルフェン埼玉公式WEBサイトはこちら（外部サイト）（新規ウィンドウを開きます）

日本女子サッカーリーグオフィシャルサイトはこちら（外部サイト）（新規ウィンドウを開きます）