2016ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第17節）

2016プレナスなでしこリーグ（2部）ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

スコア／0-0
頂上決戦を引き分けで終え、迎える第17節。ニッパツ横浜FCシーガルズと対戦。今シーズン、ホーム最終戦ということもあり確実に勝利をしたいところ。そして、優勝のためには、勝利しか許されない一戦。引き分け以下なら、2位が確定。午前中の雨から一点、晴れ間ものぞくなか、キックオフ。

この試合、エルフェンのゴールマウスを守るのは櫻木選手。勝利への近道は失点しないこと。午前中の雨でピッチが滑りやすくなっているので、グラウンダーのシュートやパススピードに気を付けたいところ。攻撃面はなにより先取点。連動していきたい。しかし開始から試合は動かず膠着状態が続く。26分、鈴木選手の絶妙なスルーパスを、オフサイドギリギリ、絶妙なタイミングで抜け出した吉谷選手が受けると、遠目からおもいきりの良いシュート。しかし枠をとらえることはできず。

徐々に攻撃のギアがあがっていく。左サイドバックの奈良選手がオーバーラップ。そこからゴール前にクロス。薊選手が滑り込むもゴールには至らず。エルフェンの猛攻は続く。しかしながらニッパツが決死のクリア。体を張ってとめる。最後のゴールラインを割らせない。アディショナルタイムは1分。薊選手のクロスにベストなタイミングでゴール前に飛び込んだ鈴木選手が頭で合わせるも、得点ならず。チャンスを作るも決定機をものにできない前半はスコアレスで終了。

前半は相手のシュートを1本におさえることができた。連動し、そして粘り強い守備。攻撃の時間を長くすることも、必然的に相手の攻撃の抑制につながる。ホーム最終戦の勝利のため、残り45分、走り続けたい。エルフェンはフリーキックのチャンスを得ると、キッカーは伊藤選手。精度の高いボールが入り鈴木選手が頭であわせるも、ニッパツディフェンスが体を張って跳ね返す。ここで、高橋彩織選手を投入。攻撃にアクセントを加えてほしい。

しかし、エルフェンにとっては苦しい時間が続く。相手に押し込まれ対応に追われる。それでもゴールを割らすことはしない。カウンターからコーナーキックを得ると、飛び込んだのは高橋優子選手。ヘディングシュートも枠をとらえられない。なんとかリズムを変えたいエルフェンは杉原選手をピッチへ。時間は刻一刻とすぎていく。残り15分弱。

ニッパツもフレッシュな選手を投入。エルフェンも最後の交代枠で土居選手をピッチへ。豪快なシュートが見たい。時計は90分をさし、アディショナルタイムは3分。まだ時間はある。最後まであきらめないエルフェン。フリーキックを得ると、キッカーは伊藤選手。誰にあわせるか。カウンターをケアしつつ、選手があがる。ボールに合わせたのは高橋優子選手。しかし、ネットを揺らせず。決めきれず試合終了。ホーム最終戦、スコアレスドローとなったことで、非常に残念であるが、優勝を逃し2位が決定。入れ替え戦にまわることに。自動昇格の切符を手に入れることができなかったことは、残念であるが、1部昇格への挑戦権はある。課題をあらいだし、短い期間でどれだけ成長できるか。残すはあと1試合。

GK.21.櫻木／DF.6.堰／DF.5.松久保／DF.29.高橋（優）／DF.17.奈良／MF.9.中野／MF.17.高野／MF.7.薊／MF.10.伊藤（Cap.）／MF.13.吉谷／FW.18.鈴木
※ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

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