2017なでしこリーグカップ1部ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第3節）

2017プレナスなでしこリーグカップ1部ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

【大会形式】
10チームを2つのグループに分け、5チームの2回戦総当たり「予選リーグ」を行う。
（予選リーグのグループ分けは、2016プレナスなでしこリーグ1部の順位により、奇数順位のチームをAグループ、偶数順位のチームをBグループとする）
予選リーグの各グループ上位の2チームで決勝トーナメント（準決勝及び決勝）を行う。

スコア1-2
第3節となるアウェーでの一戦は、福島県の会津総合運動公園あいづ陸上競技場で、マイナビベガルタ仙台レディースと激突。リーグ戦ではアディショナルタイムの失点に泣いているだけに、最後まで集中してなんとか勝利を。左のウィングにはマリあがりの西澤選手を初スタメンで起用。おもいきったプレーで得点に絡んでもらいたい。梅雨入り前、青空の下、キックオフ。

ここのところ細かいミスからの失点があるので、パスミスやマークのずれ等、注意が必要であるが、なにより欲しいのは得点なので、おもいきりのよいダイナミックなサッカーが見せられるか。シュートまでの過程も重要であるが、シュートしないとゴールは生まれない。臆することなく前からプレスをかけるエルフェン。もちろんベガルタもホームの声援を背に攻勢にくる。

15分、左サイドで井上選手にインターセプトされると、田原選手を経由し岸川選手へ。シュートは体をはって跳ね返すも、そこにつめたのは井上選手。ダイレクトで押し込みベガルタが先制。相手の出足も早いが、自陣近くの低い位置でのパスカットは致命的。もう少しシンプルなプレー、素早い判断が求められる。一気に攻勢に出るベガルタは、バックラインも攻撃参加、シュートへの意識が高い。エルフェンは我慢の時間が続くが、なんとか追加点は防ぐ。シュート8本うたれながらも、最少失点で後半へ。

後半は両チームとも選手交代はなくスタート。気温も上昇、ベンチワークも鍵となる。後半、点を獲らなければならないエルフェンは、なんとか早い時間に追いつきたい。膠着状態が続く中、先に動いたのはベガルタ。57分にケイトリン・フォード選手をピッチに。しっかりとマークしたい。65分、思わぬ形でエルフェンにチャンスが。相手キーパー齊藤選手が6秒以上のボール保持ファール。そこから得たエリア内の間接フリーキックに高野選手が素早いリスタート。そこに反応した鈴木選手が持ち込みシュート。流れるようなプレーでエルフェンが同点に。相手の虚をつく高野選手の素早いリスタート、それに反応しきっちりゴールを奪う鈴木選手、ナイスゴール。

ここから一気に勝ち越したい。エルフェンは同点ゴールの鈴木選手に替え吉谷選手をピッチに。スピードを活かせるか。84分には杉原選手を投入。試合を決めるプレーを期待。しかしコーナーキックを与えると一度は跳ね返すもセカンドボールを拾われ再び中央へクロス。これに左足、ダイレクトで蹴りこんだのは安本選手。残り5分でベガルタが勝ち越し。エリア内でもう少し体を寄せたかった。最後のところで跳ね返せず、またしても終盤の失点。そしてそのまま試合終了。いい形で追いついただけに、悔しい失点、敗戦。

【スターティングイレブン】
GK.20.高橋（麻）／DF.19.中村／DF.3.松岡／DF.5.松久保／DF.11.奈良／MF.9.中野（Cap.）／MF.10.高野／MF.7.薊／MF.15.高橋（彩）／MF.23.西澤／MF.8.鈴木
ポジション:GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

順位表（第3節終了時点）

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