2016なでしこリーグカップ2部ちふれASエルフェン埼玉試合情報

2016プレナスなでしこリーグカップ（2部）ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

スコア／1-1
カップ戦の予選Aグループも大詰めとなる第10節、ホームでノジマステラ神奈川相模原を迎え撃ちます。ノジマはすでに全勝で決勝トーナメント進出を決めており、リーグ含め以前負けなしの強敵。それでもエルフェンが越えなくてはならない壁であり、この試合勝たないと決勝への道は開けない。自分たちの力を信じて、ノジマを倒して決勝への切符を掴み取るだけ。運命の90分、キックオフ。

ノジマは攻守のバランスがよく、特に堅守であることが、負けないチームを作り上げている。そこを打ち破れるか、エルフェンアタッカー陣。開始から一進一退の攻防が続く。13分、ノジマ10番吉見選手のシュートはエルフェン守護神船田選手がファインセーブ。このまま乗っていってもらいたい。与えたコーナーから混戦となり最後はフリーでシュートを打たれるもボールは枠外に。助かった。逆にエルフェンも攻撃に。荒川選手のポストプレーから薊選手へ。そこからスルーパスが奈良選手に渡りシュートを打つもキーパーがセーブ。ノジマはオーバーラップした和田選手の狙い澄ましたシュートも船田選手がキャッチ。安定している。エルフェンはキャプテン伊藤選手が自らフリーキックを得ると、左足からのボールはわずかに薊選手の頭には合わず。お互いの攻防がおもしろい試合に。

迎えた26分、堰選手のロングフィードから抜け出した伊藤選手がドリブルでしかけるとそこから丁寧なパスが荒川選手に送られ、きっちり決めエルフェンが先制。大事な試合できっちり決めるところがさすが荒川選手。伊藤選手とのホットライン、ボンバーゴール！！このまま追加点を狙っていきたい。この一戦、とても気持ちの入っているエルフェン。なかでもキャプテン伊藤選手がプレーで引っ張る。積極的なプレスで自らボールを奪うと、そこからシュート。キーパーにキャッチされるもいいリズムである。エルフェンの時間帯のうちに、追加点を。薊選手から高野選手へのパス、ダイレクトでシュートを打つもボールは枠外へ。再び薊選手から今度は左サイドあがった杉原選手へ送るもわずかに合わず。攻めの姿勢、得点は1点でも、しっかり気持ちが入っている。ディフェンス陣も集中して守れている。リードして後半へ。

残り45分、最後まで集中。いかに早い時間に追加点を奪えるか、相手はノジマ、油断は禁物。セーフティーなリードはない。後半も交代はなし。高野選手からの浮き球のパスから最後は荒川選手もキーパーに防がれる。悪くない。後半も前からプレス。貪欲にゴールを狙う。高野選手のフリーキックはわずかに壁にあたる。ここで高橋彩織選手をピッチへ。なんとかゴールがほしい。ノジマ川島選手の振り向きざまからのシュートも船田選手が冷静に対応。集中できている。逆にエルフェンは薊選手がみせる。華麗なターンから持ち前のスピードで一気にディフェンスを抜き去ると、持ち込みシュート。これはおしくもキーパーのファインセーブにあう。それでもゴールへの気持ちが入っているプレー。

残り数分。集中。両チーム最後まで走り続ける好ゲーム。迎えた88分。ノジマのコーナーキック。キッカーは田中選手。飛ぶ石田選手のヘディングシュートは船田選手がセーブ、しかし十分なクリアができず混戦に。最後南野選手がボールをおさめると細かいタッチからシュート。これがネットを揺らす。残り2分、土壇場でノジマが追いつく。痛すぎる失点。最後の最後守りきれなかった。体をはって、防ぐことができなかった。下を向いている暇はない。引き分けでは道は開けない。鈴木選手を投入し、最後まで諦めず勝利を目指すも、夏空に響くホイッスル。試合終了。

結果は1－1の引き分け。終始攻撃の意志は見られ、先制、守り、試合運びも悪くなかった。しかし、どんなにいい試合をしても、勝たなければ意味がない。この試合は結果がすべて。先制後も数多く生み出したチャンスを決めきれず、組織的に守っても、最後の最後、決めきれず失点。集中を切らしたわけではない、それでも防げなかったのは、もっと体をはるべきだったのか。
別試合の結果から、決勝トーナメント進出が閉ざされた。

GK.1.船田／DF.6.堰／DF.5.松久保／DF.29.高橋（優）／DF.20.杉原／MF.17.高野／MF.9.中野／MF.7.薊／MF.10.伊藤（Cap.）／MF.11.奈良／FW.19.荒川
※ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

【大会形式】
10チームを2つのグループに分け、5チームの総当たり「予選リーグ」を行う。
予選リーグのグループは、地域性を考慮し、A・Bの2つのグループに分ける。
予選リーグの各グループ上位の2チームで決勝トーナメント（準決勝及び決勝）を行う。
【選手の交代】
選手の交代は5名以内とする。

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