2016ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第15節）

2016プレナスなでしこリーグ（2部）ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

スコア／2-1
毎試合、大事なゲームであることに変わりはないが、敗戦後の一戦、絶対に負けられない戦い。1週間でどれだけ気持ちを切り替えられているか。スフィーダ世田谷FCを迎え、進化が、強いチームかが問われる一戦。奈良選手をサイドバックに、高橋彩織選手をスタメン起用。またしても雨の中、キックオフ。

よもやのアクシデント。開始早々、54秒、雷のため試合を中断。雨だけでは試合を続行するが、雷を伴うと、安全面を考慮し中断に。キックオフで、一気に試合への戦闘モードが高まった選手、いかに中断明けに平常心でのぞめるか。雷はすぐにはなりやまない。試合の再開は、14時に。

再開後、どれだけ集中できるか。しかし、つかまえきれない。スフィーダは左サイド、永田選手がドリブルで持ち込むと、右サイド橘木選手へ大きな展開、そこから中央にクロス、待っていたのは薄田選手。シュートが決まり、失点。呆然とする選手たち。1時間の中断、再開後、絶対に与えてはいけない先取点を奪われてしまう。前節からの悪い流れが払しょくできないか。

リスタート。気持ちをきりかえ、同点、そして勝ち越しのため、ひたすらゴールを目指すのみ。時間は十分、気持ちを切り替え、自分たちのサッカーができれば必ず結果はついてくる。迎えた10分、早速結果が。本日スタメンの高橋彩織選手が右サイドにひらき、そこから中央へクロス。伊藤選手を経由し、最後は鈴木選手が同点ゴール。これは気持ちのこもった同点ゴール。早い時間に追いつけたことは大きい。

流れを確かなものにしたい、一気にスフィーダゴールへ。しかしここからは一進一退の攻防。両チームとも、攻め込むがシュートまではいけない。体を張って守っている。次の1点が試合の主導権を握れるだけに、お互いに厳しいチェック。エルフェンも相手のディフェンスに手を焼き、思うようにボールをつなげない。あっという間の45分。同点のまま後半へ。

前半、早い時間に追いついたことはよかった。しかし、結果、エルフェンのシュートはその1本のみ。シュートで終わることでリズムもでてくる。功から守の切り替えにも影響する。積極的に前からいってほしいところ。ピッチは水を含み、足への負担もかかる、後半は、ベンチワークも重要となるが、両チーム交代なく、後半も20分が経過。

膠着したゲームがついに動く。65分、中央で受けた高野選手が左サイドの高橋彩織選手へ。中央に送り込まれたボールはゴールキーパーがクリアするも、それが味方にあたりオウンゴール。この一点は大きい。オウンゴールとはいえ、これは貪欲にゴールを目指した結果。エルフェン勝ち越し！一気に士気が高まる。立て続けに追加点を奪いたい。ここで精力的に前線で走り回った鈴木選手に代え、吉谷選手をピッチに。相手の足もとまりかける時間、どんどん裏を狙ってもらいたい。怒涛の攻撃もあと一歩。荒川選手を送り込んでさらに攻撃のギアをあげる。多くのチャンスを作るも、ゴールを奪えない。それでも守備は落ち着いて対応、追いつかせない。

取れるときにとらないと自分たちを苦しくする。それでも我慢強く戦う。最後まで走り続ける。そして、なんとか、1点差を守りきり勝利。キックオフ後の中断、そして失点。苦しいゲーム展開であったが、結果勝ち切ったことは大きい。どうしてもほしかった勝点3を確実に手にした意味ある90分。

GK.1.船田／DF.6.堰／DF.5.松久保／DF.29.高橋（優）／DF.17.奈良／MF.9.中野／MF.17.高野／MF.7.薊／MF.10.伊藤（Cap.）／FW.15.高橋（彩）／FW.18.鈴木
※ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

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