2016ちふれASエルフェン埼玉試合情報（第9節）

2016プレナスなでしこリーグ（2部）ちふれASエルフェン埼玉の試合情報をお知らせします。

スコア／2-0
第9節、前半戦最後の相手は、ニッパツ横浜FCシーガルズとのアウェー決戦。前節の激闘から中5日、体力回復と気持ちの整理ができているか。勝ち続けるしかないエルフェン。大事になるのは先制点。アタッカー陣に期待。チームの底力が求められる一戦、キックオフ。

この試合も、タクトを振る伊藤選手。どんな攻撃が生まれるか。ファーストシュートは相沢選手。ネットは揺らせなかったが、気持ちが入っている。そろそろ自身もゴールが欲しいところ。ツートップのもう一人は、現在チーム得点王であり、リーグの決定率1位をいく高橋彩織選手。マークも厳しくなる。倒されフリーキックを得るも、シュートはキーパー正面。試合開始からうまく主導権が握れず、徐々にパスミスやズレが生じる。なんとか立て直したい。相手にフリーキックを与えるも、ボールは枠の外へ。しかし、不用意なファールから、セットプレーは与えたくない。試合の中で修正していくしかない。

エルフェンも反撃、吉谷選手から相沢選手へスルーパス。惜しくもゴールにはならないが、すっかりスタメンに定着した両選手がゴールを狙う。少しずつ流れを引き寄せたい。この日も上下動をくり返す薊選手がゴールへ迫る。オーバーラップからチャンスメイク。その一方で、ディフェンダーとしてもしっかりチェック。カウンターにもしっかりと対応。薊選手の運動量が光る。相手の攻撃もすばやい寄せで、シュートを打たせない。ディフェンス陣も集中している。攻守の切り替えでバランスを崩さないように。フリーキックを得ると、飛び込む相沢選手。惜しくも合わないが、ダイナミックなプレーで得点を感じさせる。前半はスコアレスで終了、後半に期待。

エルフェンは交代なしでのぞむ。どうしても欲しい先取点。攻守で我慢強く。迎えた54分、好調をキープする高橋彩織選手が魅せる。ボールをつなぎ、中央へ切れ込む吉谷選手、そこから伊藤選手を経由し最後は高橋彩織選手の左足。このゴール、高い決定力で嫌な空気を吹き飛ばす、エルフェン先制。

畳み掛けたいエルフェン。高野選手からの精度の高いクロスはまたしても高橋彩織選手。ヘディングは枠外であったが、2点目を狙う。ニッパツが流れをかえようと2枚目の交代枠を使うと、対するエルフェンも布山選手を投入。そしてエルフェンの布陣が変わる。布山選手が右サイドバックに入り、薊選手を前へ。ポジション自体をあげ、より攻撃モードに。得点を奪いにいく布陣がはまるか。

薊選手がボールに絡む。前への推進力が高まる。フリーキックを得ると、飛ぶ高橋彩織選手、そらしたところに薊選手。ネットを揺らし早速結果が！と思ったら惜しくもオフサイド。残念。ここで荒川選手をピッチに。短い時間でも得点に期待。するとそのファーストタッチでゴールを呼び込む。左サイド吉谷選手が持ち込み中央荒川選手へ。縦に仕掛けて、伊藤選手へ絶妙なパス。右足からのシュートは今期自身初ゴール。欲しかった追加点がキャプテンから生まれる。

更に得点を奪いにいくエルフェンは吉谷選手に代わり杉原選手に。この日も吉谷選手はよく走った。2得点に絡む活躍。杉原選手も期待の若手。柔らかいタッチとリーチはエルフェンにも貴重な戦力。得点でアピールを。リーグの順位は得失点も絡むことで、1点でも多く奪い、無失点で切り抜けることが大事。最後まで集中してプレーする。そして試合終了。前半については、課題を残す展開でもあったが、それでもシュートを打たせていない守備は収穫。後半早々得点が奪えたことが、その後の攻撃に幅をもたせる。どの試合も、先取点が大事である。

GK.1.船田／DF.3.松岡／DF.5.松久保／DF.7.薊／DF.11.奈良／MF.9.中野／MF.10.伊藤（Cap.）／FW.13.吉谷／MF.17.高野／FW.14.相沢／FW.15.高橋（彩）
※ポジション：GK（ゴールキーパー）、DF（ディフェンダー）、MF（ミッドフィールダー）、FW（フォワード）
※Cap.（ゲームキャプテン）

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