堀兼の加佐志には「おとうかやま」と呼ばれる小さい森があります。
おとうかとはキツネのことで、森にはたくさんすんでおりました。
キツネは稲荷さまのお使いで、農作物の神さまなので村の人たちはキツネを大切にしておった。
だが、子どもたちにとっておとうかやまはこわい森でした。
そこで子どもたちがはきものなどをぬぎっぱなしにしていますと、おばぁさんは「ちらかしてるとおとうかがくんど!」といいます。
子どもたちは、はきものをきちんと整理したそうです。
題字・絵・文/池原昭治氏
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