狭山あたりでは、絹で織った上等な帯を「ななこ帯」といってお正月には「ななこ帯」をしたそうです。
そして「ひとりきな ふたりきな さんにんきたなら よってきな いつきてみても、ななこの帯をヤの字にしめて、しゃれこけいっかんよ…。」と、はねつきうたで遊びます。
羽子板は、お正月に災厄を追い払う縁起物とされ、はねつきは、蚊によってもたらされる病気から子どもだちを守ろうという願いがこめられているものだといわれています。
題字・絵・文/池原昭治氏
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