昔のお話です。
狭山の農家では十二月八日を「師走の八日」といいまして、竹ざおの先に、目の細かい竹かご(これを目かいといいます)をかぶせてのき先にたてかけます。
これは外から疫病神がはいってくるのを、多くの目で見はっていて、家の内には入らせないぞというおまじないだそうです。
題字・絵・文/池原昭治氏
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