木造地蔵菩薩立像

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更新日:2011年3月1日

南入曽にある金剛院は真言宗豊山(ぶざん)派の寺院で、本尊は木造の不動明王坐像(ふどうみょうおうざぞう)です。同院の創立は不明ですが、深悦沙門(しんえつしゃもん)により天文2年(1533)に中興開山されたといわれ、明治初期までは御嶽権現(みたけごんげん)(現在の入間野神社の別当寺(べっとうじ)(神仏分離以前に神社に設けられた寺院)でした。
金剛院にある寄木(よせぎ)造りの木造地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)はかつて南入曽にあった地蔵堂の本尊で、像高は79センチメートルです。地蔵菩薩は釈迦(しゃか)が亡くなってから56億7000万年後に弥勒菩薩(みろくぼさつ)が現れるまでの無仏の間、この世で衆生(しゅじょう)(人類を含むすべての生き物)を救う仏とされています。そのため尊顔は慈悲深い穏やかな顔立ちをしており、右手には錫杖(しゃくじょう)を、左手には宝珠(ほうじゅ)を持っています。錫杖は僧侶が持つ()のついた杖で、もともとはインドの僧が山野を遊行(ゆぎょう)するときに振り鳴らし、毒蛇や害虫を追い払ったものといわれています。宝珠は如意(にょい)宝珠ともいい、意のままに宝などを出すとともに、病苦を取り除くことができるとされています。
同院所蔵の古文書(こもんじょ)によると、この地蔵菩薩は元亀4年(1573)に当地の善八と甚悦(じんえつ)沙門らが、仏師玉運(ぎょくうん)に依頼して修理したとあるので、その製作年代は室町時代にまでさかのぼることができます。

  • 狭山市指定文化財〔有形文化財・彫刻〕
  • 指定日:昭和61年(1986)11月1日

場所



所在地
狭山市大字南入曽460番地
金剛院

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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