梅宮神社神号

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更新日:2011年3月1日

梅宮神社神号

上奥富にある梅宮神社の神号(しんごう)は、縦43.7センチメートル、横115.6センチメートルで、右から左に「梅宮神社」と書かれており、筆者は江戸時代を代表する書の名手として知られた亀田鵬斎(かめだぼうさい)です。
鵬斎は宝暦2年(1752)に江戸で生まれた儒学者(じゅがくしゃ)で、荻生徂徠(おぎゅうそらい)を排撃して朱子学(しゅしがく)を批判したため、寛政異学(かんせいいがく)の禁では異端者の筆頭と目された人物で、著書には『論語撮解(ろんごさっかい)』などがあります。この神号がいつごろ書かれたかは不明ですが、その書が評判となるのは寛政異学の禁で弾圧を受けてから以後であるため、晩年の作(没年は文政9年・1826)と考えられています。

  • 狭山市指定文化財〔有形文化財・書跡〕
  • 指定日:昭和52年(1977)9月1日

場所

所在地
狭山市大字上奥富508番地
梅宮神社

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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