神輿

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更新日:2011年3月1日

神輿

上広瀬の広瀬神社にある神輿(みこし)は、元治元年(1864)に上広瀬村名主(なぬし)清水寛右衛門(しみずかんえもん)が奉納したもので、作者は当地の大工の横田長太夫(よこたちょうだゆう)です。
この神輿は宝形(ほうぎょう)造りで全体が黒漆で塗られ、四方の鳥居や内部は朱塗りとなっており、壁面の一部は浮き彫りの彫刻で金箔(きんぱく)が施されています。下框(したかまち)(部屋の入口などにわたす横木)の四隅には金銅(こんどう)板の透かし彫り金具が取り付けられ、中央には三ツ巴紋(みつどもえもん)を打ち出した丸い金具がついています。屋根の頂には毛彫りの金銅板が張られ、その上に鳳凰(ほうおう)が飾られています。
豪華絢爛(ごうかけんらん)ななかにも格調のあるこの神輿は、下框の長さが縦横いずれも122センチメートル、鳳凰までの高さは228センチメートルという大きさです。

  • 狭山市指定文化財〔有形文化財・工芸品〕
  • 指定日:昭和61年(1986)11月1日

場所

所在地
狭山市広瀬2丁目23番1号
広瀬神社

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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