西方囃子

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更新日:2011年3月1日

奥富地区の西方を中心に披露されているお囃子で、地元の奥富神社や梅宮神社、八雲神社の祭礼などの際に奉納されます。

  • 狭山市指定文化財〔無形民俗文化財〕
  • 指定日:平成15(2003)年11月4日
  • 伝承地:狭山市奥富地区

由来等

正確な由来は不明ですが、江戸神田囃子の流れをくむ神田徳丸の流技を持ち、江戸時代に入曽村の入曽囃子から伝わったと言われています。
明治から大正にかけては川越祭で久保町の山車に乗って囃子を奉納し、また、明治3年には西方囃子の山車を建造し、戦前戦後を通じて入間川の天満宮、不動尊の祭りに山車とともに参加し、隣村の青柳、加佐志の地蔵様、入間郡越生の祭りなどにも参加していました。
昭和26年ごろには後継者が不足し、活動が一時絶えていましたが、昭和51年に西方囃子保存会が結成され、25年ぶりに復活し、現在まで活動が続けられています。
明治3年に建造した山車は平成23年頃に老朽化により高額な修繕費がかかることや、大型の山車のため保管場所を確保が困難になったため、破棄してしましましたが、現在は組み立てが容易な簡易な山車を使用したり、神社の舞台を使用したりしながらお囃子を披露しています。

曲目・構成

曲目は、仁羽(にんば)聖天(しょうでん)四丁目(しちょうめ)など21曲あり、囃子の構成は、小太鼓(つけ)2、大太鼓(おおかん)1、(かね)、笛、舞から成っています。

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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