天岑寺惣門

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更新日:2011年3月1日

天岑寺(てんしんじ)は曹洞宗の寺院で、文禄3年(1594)に天海盛呑(てんかいせいどん)により開山されたといわれており、本尊は木造の釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)です。
同寺は明治3年(1870)12月に火災に遭い、本堂をはじめとする施設を焼失しましたが、惣門(そうもん)だけは離れた場所に建っていたため難を免れたといい、創建当時の面影をとどめる唯一の建物です。沖縄風の様式が漂う総ケヤキ造りのこの門は、表間口3.64メートル、奥行き3メートルの四脚門で、屋根は瓦葺(かわらぶ)切妻(きりつま)、中央は一段高くなっており、そこに天に通じる門の意味を表す「通霄関(つうしょうかん)」の扁額(へんがく)が掲げられています。両脇は高さ2メートルの瓦葺き屋根の総腰板張りの上に、長押付縦板格子(なげしつきたていたごうし)の塀があります。
ちなみに惣門は禅寺の表門のことで、総門とも書きます。

  • 狭山市指定文化財〔有形文化財・建造物〕
  • 指定日:昭和48年(1973)3月1日

場所



所在地
狭山市沢5番34号
天岑寺

関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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