第六天のキツネの話(堀兼)

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更新日:2026年9月10日

※画像をクリックすると、広報さやま2026年9月号「さやまの昔ばなし」に遷移します

昔のお話です。
堀兼、青柳の第六天あたりは、松や杉の生い茂るところでした。
ある時、中新田の方からやってきたおばあさんが通りかかったとき、杉の根本にある稲荷さまの祠の前でキツネがいねむりをしているのを見つけました。
おばあさんがつい、いたづら心で小石を投げると、キツネにあたり飛び上って逃げていきました。
用事も終りおばあさんが第六天に来たころは夜になっていました。
突然火の玉があらわれ大きな杉の上でどんどん大きくなっていくではありませんか。
あばあさんはびっくり。
近くの家に走り込み「火事だべぇ」とおお騒ぎとなりました。
さて翌朝いってみますと焼けたあとは何もなく、松や杉は青々と茂っていました。
これはキツネがおばあさんに意趣返しをしたということです。
題字・絵・文/池原昭治氏

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