入曽の獅子舞

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更新日:2023年8月30日

入曽の獅子舞は、埼玉県西部地方を代表する郷土芸能として、毎年10月第3土曜日・日曜日の両日にわたり、南入曽の金剛院と入間野神社に奉納されます。

由来等

起源等を示す記録・文書類は残されていませんが、歴史は古いようで、入間野神社所蔵の獅子舞を描いた奉納絵馬には「宝暦八年(1758)九月当村中」とあるので、その起源は少なくとも江戸時代中期までさかのぼるものと考えられます。
金剛院と入間野神社に奉納されるのは、入間野神社がかつて御嶽権現(みたけごんげん)と称していたころ、金剛院はその別当寺(べっとうじ)(神仏分離以前に神社に設けられた寺院)であったことによるもので、神仏混淆(こんこう)であったころの名残といえます。土曜日は金剛院で揃獅子(そろいじし)が行われ、日曜日に本獅子(ほんじし)が入間野神社に奉納されます。
天狗が持つ軍配には「風雨和順五穀成就」とあり、かつては豊作や悪疫(あくえき)退散を願って村内を舞って歩き、日照りつづきには雨乞い(あまごい)祈願で舞ったこともあるといわれています。

  • 埼玉県指定文化財〔無形民俗文化財〕
  • 指定日:昭和54年(1979)3月27日

舞の構成

獅子舞の構成は、獅子役3人・天狗1人・棒使い2人・花笠4人で、これに笛役8人・唄役6人・法螺貝(ほらがい)1人が加わります。舞いには「前狂い」と「後狂い」があり、前狂いは、いりは(入庭)・ごろしち・まわり狂い・竿(さお)がかり・まわり狂い・花吸い・まわり狂い・唄・ひきは(引庭)の順で、後狂いは、みつっぱね・まわり狂い・唄・喧嘩(けんか)・ひきはの順で舞います。

開催状況

令和5年度

・入間野神社の秋の祭礼
2023年10月14日(土曜日)15時から、16時から
2023年10月15日(日曜日)金剛院 13時30分から 入間野神社 15時から、16時から
(一部配布いたしましたチラシにつきまして、日時に誤りがありましたので訂正させていただいております。)

・練習
日時:2023年10月5日(木曜日)から10月13日(金曜日)金剛院 19時から20時30分まで

令和4年度

新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を鑑み、中止となりました。

令和3年度

新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を鑑み、中止となりました。

令和2年度

新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を鑑み、中止となりました。

令和元年度

・入間野神社の秋の祭礼
2019年10月19日(土曜日)金剛院15時から、16時30分から
2019年10月20日(日曜日)金剛院13時から、入間野神社14時30分から、16時から

場所

伝承地
入間野神社
狭山市大字南入曽641番地



金剛院
狭山市大字南入曽460番地



関連項目

社寺

このページに関するお問い合わせは
生涯学習部 社会教育課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2946-8594

FAX:04-2954-8671

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