2019年10月号

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更新日:2019年10月10日

お茶が取り持つ国際交流
 先日、台湾のお茶処「冬山郷(とうざんきょう)」の皆さんが市内の茶園を訪れ、狭山茶の魅力に触れていただきました。煎茶(せんちゃ)はもちろん、昨年フランスのコンクールで金賞を獲得した抹茶「明松」もご賞味いただき、その味に大変感動されていました。
 台湾と言えば、私も二年前に訪問しています。きっかけは七夕まつりの飾りが台湾の博物館に展示されるためでしたが、烏龍(うーろん)茶の産地や大学なども視察する機会をいただきました。車窓からは昭和の古き良き日本を思い起こさせるようなのどかな風景が続き、その一方、都市部では最先端のまちを築こうとする意欲が溢れていました。工業を中心とした産業構造と資源がない島国としての今後の課題は日本と全く同じであること、また、将来を見据えて、人材の育成、教育には特に力を注いでいる姿勢に私たちも決して負けてはいけないと感じました。
 振り返れば、台湾の人々は、東日本大震災の発災後、いち早く支援の声を上げ、多額の善意を日本に届けていただきました。今回のような縁を重ね、より良い関係を築いていければと願っています。

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企画財政部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2935-3765

FAX:04-2954-6262

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