信じた道を歩む2人の女性
埼玉の偉人である荻野吟子。彼女は20歳の時に、医師を志したといいます。明治初期では、その志を果たすことは困難だと思われたはず。しかし、彼女は不屈の精神でやり抜き、日本で最初の女性医師となりました。
埼玉県では彼女の精神を称え、男女共同参画の推進に特に顕著な功績のあった個人・団体に対して、荻野吟子賞を設けています。今年度の発表を見て、本当に驚きました。なんと、大賞、奨励賞ともに本市にゆかりのある2名の方が受賞されたのです。
大賞に選ばれたのは名知仁子さん。入曽出身の医師で、ミャンマーの無医村で巡回診療や農業指導を行っています。奨励賞には本市在住の村田里依さん。大病をされた経験をもとに起業した会社で、女性の治療と就労の両立に向けた支援を行っています。
おふたりに共通するのは、強い使命感と行動力です。周囲の理解や成功の可否にかかわらず、「私がやらなきゃ誰がやるの!」と自分を信じて歩み続けたとのこと。彼女たちのような感性や活躍は社会全体を前向きに、そして豊かにしてくれるものだと信じています。
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