2021年11月号

笑顔が踊る商店街
　緊急事態宣言が解除され、商店街や飲食店にも徐々に活気が戻りつつあります。なじみの店で、店主やスタッフ、お客さん双方が顔を合わせ、笑顔が戻るこの時をどれほど待ち望んだことでしょう。
　新狭山駅北口商店街では商店街の皆さんが中心となり、例年、この時期にすかいロード祭りを開催していました。「まちづくりには、よそ者、若者が必要だ」と言われますが、それはつまり、多様な視点を持つ人、気持ちが若い人のことを表していると思います。まちを愛するよそ者と若者が多いこの商店街では数年前より、次の時代の商店街を目指して挑戦を続けています。空き店舗やシャッターは、斬新なアートの場へと変貌を遂げています。
　今月上旬からイベントの復活にも取り組み始めています。「シンサヤママーケット」と題したこのイベントでは、夢の実現を目指す挑戦者たちや自慢の一品を出品する人たちの笑顔を見ることができます。どんな時代が訪れようとも頑張り、支え合う新狭山駅北口商店街。そのせいでしょうか、最近では新規出店が相次いでいます。