70年分の思いを背負い、未来へ
7月1日、本市は市制施行70周年を迎えました。市長室には歴代市長の写真が飾ってあります。このリーダー達が先頭に立ち、市民とともに歩んだ70年間でした。
この節目となる年の初めに「明治維新以降、日本の盛衰は40年周期で説明できる」という話を聞きました。1868年の明治維新から1905年の日露戦争までは上り坂。大戦が終結した1945年までが下り坂。戦後は混乱期を経ながら奇跡的な復活を遂げ、バブルと称されるように経済が拡大した1985年頃までが上り坂。その後は度重なる経済的危機と未曽有の自然災害の発生など下り坂を経験しました。冒頭の仮説が正しければ、現在はこの下り坂の終点近く。要因はさまざまですが、賃金、金利、物価などが上がり始め、長年苦しんできたデフレから脱却しつつあるということです。さらに、先日は埼玉の偉人、渋沢栄一翁の新札が発行されましたが、偶然にも一万円札の肖像画が変わるのは40年ぶりの出来事です。
先人たちが抱いた70年分の思いを背負い、次なる上り坂を力強く、駆け上がることができるよう全力を尽くしていきます。
※本文の内容を一部訂正しました。(2024年7月26日)
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