2018年新春メッセージ

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更新日:2018年1月1日

狭山市長 小谷野 剛

 明けましておめでとうございます。市民の皆様には、輝かしい新春をお迎えのことと存じます。

 昨年は、市民の安全安心を脅かす隣国の脅威にさらされ、また、市内自動車工場での四輪車の生産が2021年に他へ移転するという衝撃的な出来事などに直面し、時代の変化の大きなうねりと危機管理意識の重要性をより強く感じた一年でありました。
 
 本年も、人口減少や少子高齢化といった全国的な課題はもとより、本市が抱える喫緊の課題に対処するため、第4次総合計画や狭山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の取組みを加速させていくとともに、「若い世代を増やす」、「まちと産業に活力を」、「楽しめる健康高齢社会を」、「市政運営をみんなの力で」の4つの重点テーマの実現に向けて、さまざまな施策を展開してまいります。

 このうち、「若い世代を増やす」につきましては、親元同居・近居支援制度の充実と妊産婦への切れ目のない支援体制をさらに強化させるとともに、民間保育所の新設により待機児童の解消に取り組んでまいります。

 
 次に、「まちと産業に活力を」につきましては、地域住民相互の連携や交流の拠点となる入曽地区地域交流施設(仮称)が平成32年度に供用できるよう建設工事に着手いたします。また、狭山市駅西口の中心市街地の活性化と若者世帯の定住を促進する旧中央公民館等跡地の利活用を着実に推進するとともに、入曽駅周辺の整備に向けた準備を進めてまいります。また、産業の活性化に向けて、市内の中小企業や小規模事業者、創業者等にビジネス上のサポートができる新たな体制づくりに取り組んでまいります。
 
さらに、「楽しめる健康高齢社会を」と「市政運営をみんなの力で」につきましては、各地域で高齢者の方も含めて住民同士が支え合う活動や活力溢れるまちづくりが盛んに行われておりますが、こうした協働によるまちづくりの活動がさらに推進されるよう、基本的な理念を盛り込んだ条例を制定してまいります。そして、市民や事業者の皆様と共に「オール狭山」で市政運営を力強く進めてまいります。
 今年は「(いぬ)年」です。一昨年が「(さる)年」で、昨年が「(とり)年」でありましたが、これに「(いぬ)年」を加えると、桃太郎でいうところの仲間がそろったことになります。今年も山も谷もあると思いますが、いかなる難題に直面しても、ピンチをチャンスに変えられるよう、市民の皆様には桃太郎としてお力添えをいただきながら、市政運営に取り組んでまいります。
 結びに、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。

このページに関するお問い合わせは
企画財政部 広報課

狭山市入間川1丁目23番5号

電話:04-2935-3765

FAX:04-2954-6262

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