2020年12月号

激動の一年を振り返って
　今年は世界史に残るような一年となりました。得体の知れないウイルスに対して、手探りながら対策を続けてきました。諸外国のようなロックダウンを避けることができているのは、さまざまな対策に、皆さんが真剣に取り組んでいただいているおかげだと思います。
　コロナ禍(か)は私たちに多くの試練を与えました。「新しい生活様式」という名の自由が制限された日々の中で、学校や自治会、そして多くの社会経済活動がその影響を受けることに。そんな状況の中で、私は多くのチャレンジを見ることができました。
　学校再開を前にコロナ対策を万全にする教職員。妊婦さんに手作りマスクを、困った学生には食料の支援をする人々。事業の継続を模索し、まちの明かりを消さないように必死に努力した人々。ピンチをチャンスにと新たな商品やサービスを生み出した人々。市民の健康と命を守ろうと使命感を持って働き続けた医療従事者や保健所の皆さん。そして、矢継ぎ早に出される緊急対策に全力で取り組んだ市職員。感謝を込めて、心から記します。日本を、社会を、地域を支えてくれて、本当にありがとう！